【FreeCAD】画像から立体作成

1/02/2023

FreeCAD

t f B! P L
神棚モデリングの際に『雲』の文字を立体化したくなり、文字からでなく画像インポートで作成する方法を調べたのでまとめておく。

準備

  • InkScape
    • JPEGやPNGをSVG形式に変換する際に使用
    • https://inkscape.org/
      • 本投稿作成時点でバージョンは1.2.2

画像をSVGに変換

InkScapeを開き、元の画像をインポート
インポート時の設定は特に弄らず。

パス > ビットマップのトレース

適用を押すと、一見変化はないが元の画像に重なるようにトレースされた画像が新たに生成される。画像を選択してずらすと2つの見た目は同じ画像があるが、元の画像は必要ないので削除。

キャンバスの外にずらした際に、元画像は背景の白が見えているが、トレース画像は文字のみ。
トレース画像を名前を付けて保存から、SVG形式で保存する。

FreeCADへのインポートと下処理

FreeCADの画面上に作成したSVG画像をドラッグ&ドロップすると、インポート画面が出てくる。"SVG as geometry (importSVG)"の方を選択。

インポート直後はpathxxxという要素がいくつか作成される。これらは、閉じているトレースされたパスの数だけ作成されるようで、インポート直後は本来”穴”になっている部分も別途要素として作られてしまうため、見た目が真っ黒になっている。トップにある要素が一番外枠のモノで、選択すると重なっている部分が見える。

上記状態から穴部分の切り取りを行って、最終的に使いたい形状を抽出する。
Partワークベンチにて、最も大きい要素(今回はpath179)⇒もう一つ要素(例えばpath179001)の順に選択し切り取りアイコンを選択すると、

切り取りにあたって出てくる警告は無視してOK

一度切り取った後は、Cutという要素にまとめられるので、Cutとその他の要素を選択して切り取りアイコンを使って同じ作業を繰り返す。

最後の一つまで終わると文字が浮かび上がってくる。

ここまででほぼ完了。あとは、押し出しを使用して立体化できる。



参考にしたサイト



このブログを検索

ラベル

Outdoor (18) 3D Printer (12) Raspberry Pi (10) Learning (9) Movie (7) Pico (6) FreeCAD (5) Game (5) Blog (4) MSFS (4) Python (4) Gadget (1) Unity (1)

ブログ アーカイブ

About

思い付きで始めた様々なコトをやった感想やメモ、Web上で見つけた後々役立ちそうなコトなどをまとめてます。 万人の役に立つコンテンツではなく自分用メモ的な内容ですが、何かの役に立てば幸いです

人気の投稿

QooQ