初詣に行き厄除の木札を授かって(※)きた。以前から我が家には神棚がないため、今回もお祀りする場所に早速悩む。置き場所は確保するとして、木札をそのまま立てておくだけでは安定感的にも見た目的にも素っ気ないので、正月の工作ネタに簡単な棚を作ってみることに。
※お守りや厄除のお札などは買うのではなく「受ける」や「授かる」というらしいです。
コンセプト
あまりかっこいいデザインも思い浮かばず、画像検索で神棚を色々見ながら、自分なりにコンセプトを描いた。サイズは木札1つを収められれば良いため最小限だが、安定感も考えて少々大きめの8cm x 10cmくらいがターゲット。
土台部分にうねったデザインを入れることでそれっぽくなるといいが、所詮はPLAで作るので質感はあまり期待できないか…。組み立て工程が多いと嵌め合わせの調整が面倒になりそうなので、なるべく部品点数少な目の一体成型で頑張ってみたい。
「雲」の文字作成
神棚の上には「雲」や「天」と張り付けたりするらしい。特にマンション等集合住宅では、神棚を置く上も他人の家となるケースもあるため、そういった場合に神棚上を仮の天上とみなすためのモノの様。今回置く予定の場所の上は誰も通らないが、ひとまず最初からデザインに組み入れてみることに。
今回は折角なので書初めも兼ねて自分で書いた"デジタル毛筆"からの雲エンブレム作成に挑戦。一体型でプリントしたいため行書でくっついた状態になる様に書いた。納得いくまで約30分ほど。マウスの動きだけで表現されるので筆で書くよりも難しい。
The Shodo (https://williammer.github.io/works/shodo/) |
モデリング
チュートリアル投稿ではないので作成過程は省略。
カッコいいとは言えないが、一応コンセプト通りの形状にはできた。『雲』の文字以外のフレーム部分作成においては、FreeCADの操作もだいぶ慣れてきた。デザインの細かいところを考えながらなので時間は掛かっているがおおよそ2時間くらいで収まっているはず。
問題の『雲』文字の立体化については、画像からの立体化のやり方まとめとして別の投稿(※)を作成した。FreeCADのチュートリアル的なサイトはネット検索ですぐに見つかるので、そちらを見れば済む話かもしれないが、自分でまとめておかないと身につかない。
プリント
モデルは2つに出来たかわりに、本体は一体モノの大き目なものになったため、プリント時間も13時間弱となかなかの容量。背面の雲部分も2時間以上かかる。
今使っているフィラメントが少ないので途中で無くならないか少し心配はあるものの、とりあえずスタート。