今回登った山
湯坂山(https://yamap.com/mountains/8829)/ 標高: 546m
城山(https://yamap.com/mountains/3027)/ 標高: 743m
浅間山(https://yamap.com/mountains/13983)/ 標高: 801m
鷹巣山(https://yamap.com/mountains/13984)/ 標高: 833m
山以外の立ち寄り処
飛竜の滝: https://www.hakonenavi.jp/spot/1368 (箱根ナビ)
甘酒茶屋: https://www.amasake-chaya.jp(公式)
2023年1月21日
箱根湯本近くの駐車場から山を登って甘酒茶屋へ、 帰りは旧東海道の石畳を下る |
8:40頃に箱根臨時観光駐車場に到着。(一応前日に少しは調べた結果、上限があって停められる台数が多いということで選んだが、仲町駐車場や役場前の方が料金が安かったようだ。)
いつも通りトレッキングシューズに履き替えて出発。箱根湯本の駅前は朝ということもあって準備中のお店の方々以外あまり人が居ない。駅前を通過して塔ノ沢方面へ5分ほど進むと、ハイキングコース(湯坂路)の登り口に到着。道路脇から山に入っていく。
登り始めてすぐ石畳登場。山道ではあるけどある程度整備されていて歩きやすい。少し進むと湯坂城址に到着。まだ出発から30分くらい。
湯坂城址のあとも石畳が所々に見られ、比較的平らに整備された道で歩きやすい。しかしそもそもの体力の問題もあり汗が止まらない。バックパックと背中の間は暖かくなっているだけあって、気づいたころにはすごく湿っていた。
出発から約2時間で浅間山に到着。山頂にはテーブルとイスがあり一息付けたが、寒いのでおにぎり一つ食べたら即出発。
浅間山から30分ほど、あまり変わり映えはしない道を進んでいくと鷹巣城跡(鷹巣山)に到着。山頂は浅間山と同様にテーブルとイスがあったので、同じくおにぎりを1つ食べて体が冷えないうちに出発。
ここまでで山登りは完了し飛竜の滝から畑宿方面へ。飛竜の滝までは階段をどんどん下る。
ひたすら下り道で良いペースで飛竜の滝に到着。鷹巣山からはおそらく30分くらい。チェーンをつかみながら岩場を渡っていくところはあるものの、ここもよく整備されている。
滝は水の流れる音を聞いているだけで心が洗われる気がしてくる様な、Blogに残せない現地でしか感じられない感覚がある。
飛竜の滝からは沢沿いをさらに下って、寄木細工で有名な畑宿に到着。今回はここから再度元箱根方面へ登る。ここからの道は旧東海道の石畳。途中で箱根新道の上をまたぐ橋も、真ん中が石畳の仕様になっていて新旧がうまく融合されている。
街道の途中には、石畳の構造を解説した看板や、坂の名前が要所要所に書かれている。旧街道とは言え今は整備された歩きやすい道だが、江戸時代以前の人たちはこの箱根近辺でも1日当たり8里(32km)も歩いていたということに驚かされる。
旧街道(実際は関東大震災等もあって崩落していたものを復旧したモノ)を1時間ほど進んで、本日メインの目的地と思っていた甘酒茶屋へ。13:40頃到着。甘酒とお餅(うぐいす)はとてもおいしく、頑張って自分の足で歩いてきた甲斐はあった。ただし、残念ながらあまり居心地の良い時間ではなく、食べるものを食べたら直ぐに出発することにした。
事の顛末
店に入ってオーダーした後に好きな席に座っていいとのことで、どこに座るのか店員さんから聞いてくる。自分で見た限りは満席に見えたのでどこに座ったらいいか聞くと、女性店員さんは笑顔で好きなところにどうぞと繰り返してくれる…。しょうがないので、「(まだコロナもあるのでそれはないですよね?というニュアンスで)相席ですか?」と聞いてみると、「それはちょっと」という返事が。かみ合わないのでもう一度見渡すと、客席には見えないものの、座敷の脇に小さな机があり、一応使えそうだったのでそちらに座ることにした。他の席が囲炉裏やストーブに囲まれた暖かそうな環境ななか、靴を脱いで直ぐの寒いところで待つことに。
席探しは解決したが、店員さんは「こちらでいいですか?」と追い打ちをかけるように聞いてくる。「他に選択肢ありますか?」と聞きたかったものの、その後席が空いても新たなお客さんも入ってくるしどうしようもない。また、他のお客さんは名前を聞かれて料理が出来ると呼ばれていたが、自分は名前は聞かれず。食事は運んでいただけたので良かったが、なんだか対応が違う気がするが引っ掛かる。そしてとにかく寒い…。
食事はとてもおいしかっただけになんだか残念な体験だった。また行きたいような、ちょっとの間避けてしまいそうな心境。
当初はここからバスで湯本まで降りる選択肢も考えていたが、思いのほかゆっくりできなかったこともあり、気を取り直して歩いて駐車場まで戻ることに。畑宿までは行きと同じ道を戻っていき、畑宿からは旧東海道と時々ある石畳の街道を下る。
疲れてくるとやはり写真は撮らなくなる…。
奥湯本までは、時々一般道脇もあるもののある程度歩道(石畳、山道、沢渡など)を歩けて、登山の下り道のイメージで歩きやすかったが、奥湯本の旅館が立ち並ぶ付近は一般道かつ歩道もないので、車にひかれないように歩く必要がある。おそらく歩行者側より運転者側の方が迷惑に感じてるかも。そもそも歩いている人が他に居ない。
箱根湯本駅に近づくにつれて観光客も増えてきた。20kmほどをハイペースで歩いた割にはまだ余力がある状態で車に戻れた。帰りは駐車料金の心配もあり(\500/4時間 x 8時間以内にすべく)平均ペースは結果的に150%超。おそらく過去最長の20kmを走破(歩破?)したが、心地良い疲れを感じられる良い山歩きだった。
次回は山頂の眺めがいいところに行きたい。