【FreeCAD】Spreadsheetでパラメトリック

9/12/2022

3D Printer FreeCAD Raspberry Pi

t f B! P L

 OctoPiにしてネットワーク化したので遠隔カメラ監視が出来るようになっている。カメラはだいぶ前に買っていて取り付けてはあるけど、いい感じのケースをこれまで見つけられていなかった。前にThingiverseでダウンロードしたModelは微妙にカメラの基盤形状が合わず。

長めのリボンケーブル買えば、Z軸と一緒に動くようにどうにでも出来るが、現状10cm程度の長さしかないので、Raspberry Pi本体をベッドと同じくらいの高さにする必要もあり。ちょっと時間かかるけど、カメラ自体のケース含めて自分で作ってみる。

まずは、カメラ本体を収めるケース部分。といっても、背面のカバーや固定するアームを取り付けたりするところまで考慮した設計が必要となってくるので、安易に始めたものの久々に頭を使う&想像力が要る作業。


今回せっかくなのでFreeCADの機能の勉強と作りながら修正しやすいようにパラメトリックに挑戦。

Spreadsheetの使用

Spreadsheetを使うことで、寸法値を計算式で入力することが可能となり、(正しく使えば)形状作成後の修正もしやすくなるはず。

新規作成時はワークベンチを「Spreadsheet」にして、新しいSpreadsheetを作成する必要がありそう(他の画面で新規作成が見当たらず)だったが、一度作成してしまえばエイリアス名もプロパティ画面から編集できる。

初めて使うので色々指定してみたが、たくさん作りすぎると何の寸法だったか自分でもわからなくなる。ネーミングセンスが問われる。。。

基本的にきれいな表にする必要はなく、値を入れたセルのプロパティにある「エイリアス名」を設定すれば、寸法値等にここに入れた値をエイリアス名を指定することで使えるようになる。
エイリアス名はプロパティ画面でしか見えないため、隣に書いておく。エイリアス名の変更は後から変更しても自動で使用した先の計算式も直してくれる。

寸法など指定する際に、数値入力枠内にある小さい青色のアイコンから、数式エディタを開いて使用可能。

Spreadsheet.[エイリアス名]


BODYを整列

初めてなので、ひとまずわかりやすく2x2配列を使ってみた。まずはワークベンチを「Draft」に。

モデルビューで配列コピーしたいモデルを選んだら、メニューから「配列」を選択

画面左のメニューが切り替わって、作成したい要素の数や配置を入力できる。ただし、このメニューの寸法値にはなぜかSpreadsheetを参照できないので、要素の数だけ指定したらひとまず[OK]する。

出来上がったArrayのプロパティ画面から、Interval値にSpreadsheetを参照した計算式を入力できる。

途中経過
寸法を適当に測って、手書きで何となくのコンセプトを考えて作り始めた。せっかく3Dプリンタがあるので、完成までは程遠かったもののひとまずプリントしてみた。

レンズ部分の切り欠きや、位置決めに設けた半球4個の位置など、今のところほぼ狙い通りにできた。とりあえずで作ったために、裏蓋をどうやって留めるかを考えてないことや、フラットケーブルのコネクタ部分が大きくて、裏蓋のインローが入らない問題がわかりやすく顕在化。
無計画にプロトタイプを作れる3Dプリンタはとても便利。実物を触った反省を生かしてVer.2の設計に続く。。。


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