Dual Z軸 & CR Touch導入同時作業前半、まずはDual Z軸化から。
部品点数はそれほど多くないが、同封されている説明書だけではいまいちわかり難い。相変わらずインターネット(下記参考サイト参照)で様々な情報がすでにあるのでそれをもとに進めていく。
部品組付け
まずはモータへ部品を取り付け。
部品を取り付けたら早速本体へ。
次はガントリーをローラーで支える三角の部品。基本的にばらした後に新たに長いネジに入れ替えて組みなおすだけではあるが、外している間はガントリーを支えている必要がある(ルービックキューブを下に置いてウマ代わりにした)のと、内側のローラーのねじを変えるにはガントリーから少しずらせるぐらいまで色々(ローラだけでなく、ベルトテンショナー部分のねじも)緩める必要があった。
ネジの上部にベアリング部品を付けて、ひとまず機械部品の組付けは完了。
配線
ここからケーブル取り回しになるが、作業はCR Touchを取り付けてから一緒に実施。しばらく前に行った静音化のカバーを久々に眺める…。まだ数か月ではあるが、今のところ不具合なく、割れている個所などもなさそう。ちょっとケーブルの遊びが大きく見えるが、こういった作業時には余裕があって助かった。
ボードのZ軸コネクタを外そうとするも、ご丁寧にボンドが盛られていてちょっと苦戦。同封されていた二股になっている新しいケーブルを挿して、他のケーブルと一緒にタイラップで固定。
動作確認 & グリス
CR Touchも入れたものの、ひとまずファームウェアアップデート前に、Z軸の動作確認。ステッピングモータを駆動させる前に、手動である程度ガントリーの高さを合わせる。後は通常通りコントローラからZ軸を動かしてみる。ステッピングモータへの信号を分岐させただけなので、同じリード長のねじを同じ速さで動かすので何の問題もなし。
これは前からあったかもしれないが動かすと時々ねじの音がするので、やはり金属部品は潤滑が必要と考え、グリスを調達。これもネットで調べてみると、様々なことが書かれすぎていて何を付けたらいいのか小一時間悩んだ結果、タミヤの「セラグリスHG」というセラミックグリスにボロンナイトライド微粒子なるものを配合した高級グリスを付けてみることに。
ガントリーを一番下まで下げた状態にしてから、ネジに点々とグリスをつけていく。あとは、上下に数回往復させてなじませれば完了。(当たり前かもしれないが)動き始めてすぐにネジとナット部分からの音はまったくなくなりスムーズに(なった気がする)。
ひとまずこれにてDual Z軸化は完了。
違いが出たかどうかは、CR Touch含めてまとめの投稿にて
参考にしたサイト
- 「ぶらり@web走り書き!」
- ”【Ender3 V2カスタマイズ】デュアルZ軸構成にカスタマイズさせてみました!その手順の解説です。”
- https://burariweb.info/gadget/3d-printer/ender3v2-dual-zaxis-customize.html
- Let's Print 3D
- "How to Lubricate the Z Axis Lead Screw on 3D Printers"
- https://letsprint3d.net/how-to-lubricate-z-axis-lead-screw-3d-printers/