【3D Printer】CR Touch導入

12/18/2022

3D Printer

t f B! P L

Dual Z軸 & CR Touch導入同時作業後半、CR Touch導入。

Z軸追加と比べて小ぶりで部品点数は少ない。

部品組付け

CR Touch本体にEnder 3 V2用のアダプタをつける。CR TouchはほかにもEnder 3・Ender 3 Pro・CR-10・Ender 5等にも使用できるようになっていて、それぞれの機械に合うようにアダプタが3点入っている。

向きに気を付けつつアダプタを取り付けて、本体のホットエンド隣の取り付けスペースへ。CR Touch本体にアダプタを取り付ける際に、ネジは下から入れる。見ればわかるのだが、最初反対から入れて、ナットがいるじゃんと思ってちょっと焦る。

配線

基板上に空いているコネクタが1つだけ残っているので、接続先は悩むことなし。説明書や参考にしたサイトでは、Z軸用リミットスイッチコネクタも抜いて良いとなっているが、ボンドで固定されていることと、外のリミットスイッチ部分でも抜くことは出来る、またもしもCR Touchを使わない状態に戻したくなった時に手間にならないように、ここでは抜かずに進めた。

※ ここでMainboardのバージョンを再確認・・・ファームウェアをアップデートする際に、自分のMainboardに合わせて選ぶため。

ファームウェア更新

Creality公式サイトのDownload Product Firmware(https://www.creality.com/pages/download-ender-3-v2)から、BLTouch対応版かつMainboardバージョン4.2.2を選択。なんだかバージョン違いなのか色々あるが、Release Notesも他のと比べてちゃんと記載されていた一番新しいやつをひとまずダウンロード。

Release Notesによると、DisplayとMainboardをそれぞれアップデートすることになるらしく、素直にインストラクションに従って作業…

Display firmware update:

    1. Format the TF card on the computer side, and select 4096 for the allocation unit size.

    2. Put the file "private、TJC_SET、DWIN_SET" into the TF card.

    3. Turn off the printer and insert the TF card into the card slot on the back of the screen.

    4. Reboot and wait for the update to finish.

    5. After finishing the update, remove the TF card and delete the files inside.

Mainboard firmware update:

   1. Format the TF card on the computer side, and select 4096 for the allocation unit size.

   2. Put the firmware file "GD-Ender-3 V2-Marlin2.0.8.2-HW-V4.2.2-SW-V1.0.7_E_N_BLTouch.bin" into the root directory of TF card.

   3. Turn off the printer and insert the TF card into the card slot on the motherboard.  

   4. Reboot and wait for the update to finish.

   5. After finishing the update, remove the TF card from the motherboard slot and delete the bin file inside.

念のため、SDカードをフォーマット。この時インストラクションの通りにアロケーションユニットサイズを4096に指定。まずはDisplayのアップデート様に、"private"、"TJC_SET"、"DWIN_SET"の3フォルダをSDカードへコピーし、Display裏のSDカードスロットへ。

電源を付けてみると、青色で起動してオレンジ色へ変化。その後はそのまま。クラッシュしたようにしか見えないが、どうやらオレンジ色でアップデート完了らしいことが、ネットに書いてあった。見た目は信用できない…

    ⇒    

Mainboardの方はBINファイルをSDカードに入れ、こちらはいつものSDカードすとっとへ挿入。起動後数秒で完了。画面構成が少し変わり、MainメニューにLevelが登場。

   ⇒      

Z軸キャリブレーション

※ レベリングを行うのでマニュアルでやっていたときと同じく、まずはノズルとベッドを温めて温度を安定させる。
  1. Prepare > Auto home
    • Home位置は、以前はXYゼロ位置だったのが、ベッドプレートの真ん中に変わっている。
    • CR Touchがベッドプレートを検出した後に、Zは10mm上で止まる。
  2. Prepare > Move
    • Z位置をゼロに動かす。
    • ベッドプレートとの間には1mmぐらい隙間が残っている状態。
  3. Prepare > Z-offset
    • Z位置のオフセット値を調整
    • ”いつもの様に”紙を用意して、ノズルとベッドプレートの隙間を調整
  4. Control > Store configuration
    • Z-offset値を保存
    • 電源を入れなおして、もう一度Auto homeを行って隙間確認する。
  5. Prepare > Disable stepper
    • ここで一度マニュアルでAuto home位置以外の位置の隙間を確認。
    • バネを少し調整してから、もう一度Z-offsetを調整。
    • 多分このマニュアル作業は最初にやっとくべきだった。

スライサ設定

プリント開始時にG29というG-codeが実行されるように追加する。これで、プリント開始のたびにAuto Levelingを実行して補正しながらプリントしてくれるはず。

※ 同封されている説明書には"G28G29"にするという記載があるが、"G28 G29"または下記画像の様に改行してやる必要がおそらくある。


ひとまずの導入は出来たので、近く時間を作ってAuto Leveling実施時の点の数(現状は3x3=9ヵ所)の変更や、検出した結果の表示(OctoPrintプラグインがあるが、ちょっと使い方がまだわからない)など、関連するアップデートを進めていきたい。


成果が出たかどうかはまとめの投稿にて。

    参考にしたサイト

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